巨大な石灯籠は茶庭「蕉夢庵」より移築された物です。
約300年前、「綺麗さび」という独自の茶道や庭園を確立した大名茶人・小堀遠州の弟子が手掛けた回遊式桃山風庭園。
歴史的にも貴重な建造物が点在するこの庭園は、推定樹齢300年の木々、名水百選に選ばれた湧水のほか、自然の姿がそのまま生かされています。
ウエディング当日、ゲストの方々に敷地内を散策していただくと特別な一日への期待感がさらに高まります。
地形に起伏をもたらし、見る方向によって風景を変える築山。
やわらかな曲線は、長い歳月を重ねてこそ生まれる造形美。
六代宇土藩主細川翁が造営した茶庭「蕉夢庵」より移築した巨大な石灯籠。
肥後の著名な石工が組み上げたと伝えられる石橋。
夏にはホタルが乱舞する清らかな流れ。
地域の方と一体となって、ホタルの生息に最適な環境を守っています。
「縦横にみづの流れや芭蕉林」。
この地を訪れた高浜虚子が、池のほとりに群生する芭蕉林を眺めて
詠んだと言われています。
春を告げるウメにはじまり、サクラ、ツツジ、ハナミズキなど。四季折々の花木に彩られ、表情を変える庭は生態系の宝庫。夏は新緑にホタル、秋は紅葉に赤トンボ、清らかな湧水を求めて、カワセミやサギなどの鳥たちも飛来します。
樹木医の全面監修のもと、この貴重なビオトープ(いのちの場所)を守り続けています。
1)野生のカワセミ 2)ツツジと石橋 3)推定樹齢200年のエノキ
4)四季を彩る草木 5)野鳥の奏でる調べ